_PROJECT JINS_ JINS meets ブレーン 何のために、安いの? JINSが追求するカッコよさで、もっとドキドキさせてほしい。

トップクリエイターが続々、登場! 雑誌「ブレーン」とアイウエアブランド「JINS」のコラボレーションが実現!!

第1回ゲスト 箭内道彦 michihiko yanai クリエイターから高い支持を集める雑誌「ブレーン」と革新的なアイウエアで人気のJINSとのコラボレーション 企画がスタート。記念すべき第1回のゲストは、多彩な活動で脚光を浴びるクリエイティブディレクターの 箭内道彦さん。独自のファッション哲学を貫く箭内さんにJINS原宿店でお好みのメガネを選んでいただき、JINSの魅力についても語ってもらいました。

普段着も、身につけるものすべてが衣装です。

箭内さんは自分を追いこむために、
あえて派手な格好をしているとか。

箭内:金髪でいまいちなものをつくっていたら恥ずかしいですから(笑)。タクシーの運転手さんからも『目立つから、止めやすかったよ』、とほめられるくらい、派手な服装が多いです。vividな色を身につけているとそれが自分の視界に入って目が覚める(笑)。慢性の睡眠不足にも効果があります。

やはり、ファッションには
並々ならぬこだわりがあるんですね。

箭内:そんなことはないんですが、でも一日中同じ服で過ごすことは、ほとんどないです。プレゼンとか打合せとか、その時の仕事に合わせて、多い日だと、一日に5回着替えることもあります。その場所、その相手を一番楽しめる服装をしていないと不安になるんです。ジョッキーの勝負服みたいなものかな。戦闘態勢に入れる。自分の力がふくらむ気がするんです。だから、テレビに出るから衣装を着る、というわけではなく、普段着もすべてが“衣装”という感覚です。

メガネも衣装のひとつですか?

箭内:そうですね。メガネは全部で5本くらい持っています。実は、メガネ歴は浅いんですよ。視力が落ちてきて、メガネを掛けはじめたのはここ一年くらいです。でも、気分を変えるためのアイテムとしてメガネは重要ですね。もともとオンとオフの区別をつけないことで、人と違うものをつくってきたんだけど、テレビに出るようになって、テレビの自分と普段の自分をつなぎながら引き離したいと思うようになってきたんです。

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透明って、世界が閉ざされていないのがいい。

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店内をじっくりご覧になっていましたが、
実際にJINS原宿店に入ってみた感想は?

箭内:全体的に店内のつくりが大胆だな〜、と感じました。特に興味深かったのは「鏡」です。フィッティング用の鏡が天上からぶら下がっていたでしょ?それに、全身が映る鏡が店内にひとつしかなかった。「鏡」には、空間のデザイン的なものか何かジンズの秘密が隠されていると思うんですよ(笑)。あとはやっぱり、メガネが完成するまでの時間が早いなと感心しました。

「本気で選んでいいですか?」と、メガネ選びにかなり
真剣でしたね。選択のポイントになったのは?

箭内:う〜ん。派手なものを選ぶと思いきや、自分でもちょっと意外な選択になりましたね。気持ちが楽でいられるようなメガネというのが基準でした。最初に透明のフレームのメガネを選んだんですが、透明って、世界が閉ざされていない感じがいい。世界を縁取りたくないんです。

もっともっと常識を破って、僕をドキドキさせてほしい。

箭内さんが理想とするものづくりとは?

箭内:本当にいいものを安く提供してみんなから喜んでもらうことに価値があると思うんです。そう考えるのは、お客さんに喜んでほしいがために、採算度外視で菓子屋を自転車操業していた父親の影響でしょうね。赤字を出しながらフリーペーパーの発行を続けているのも、もしかしたらそんな父親の気持ちに近いものがあるのかもしれません。

今後のジンズにアイウエアブランドとして、
どのようなことを期待しますか?

箭内:何だろう? いいものを安くするのはカッコいいんだけど、その先にある世界観を提示してくれたら、もっとジンズにドキドキする。何のために安いのか。メガネにたくさんのお金をかけずに済んだことで、世の中やそれぞれの人たちにどんな素敵な変化が起きるのか。メガネ業界の常識を破りつづけているジンズには、もっともっとメッセージを発信していくブランドになってほしいです。

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箭内道彦 michihiko yanai 1964年福島県生まれ。博報堂を経て03年「風とロック」設立。主な仕事に、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」、東京メトロ「TOKYO HEART」、サントリー「ほろよい」など。「月刊 風とロック(定価0円)」発行人、NHK「トップランナー」MC、TOKYO FM ラジオ「風とロック」パーソナリティでもある。
ブレーン
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デザイン・映像・広告制作に携わる読者に向けて、
発想や表現の最前線と新しい方向性を提示するクリエイティブ専門誌。
「PROJECT JINS」が誌面に掲載されるブレーン8月号が7月1日(木)に発売されます。